
写真AFP/TTXVN
(NHK) ウクライナ東部では、ロシア系住民のデモ隊が州政府庁舎の占拠を続けるなか、新たに複数の都市で、武装した集団が相次いで警察署を占拠しました。
東部では、治安機関が十分に機能していないことが明らかになり、混乱のさらなる拡大への懸念が出ています。
12日には、ドネツクから北におよそ100キロのスラビャンスクで、武装した集団が警察署に押し入って保管してあった数百丁の銃を持ち出すとともに、建物を占拠しました。
また、スラビャンスクの近くの別の都市でも、武装した集団が警察官との銃撃戦の末、警察署を占拠しました。
こうした事態を受けて、ウクライナ暫定政権のトゥルチノフ大統領代行は、12日夜、緊急の安全保障会議を招集し、対応策を協議しました。
ウ クライナ東部では、警察官や保安庁の職員がデモ隊や武装集団に抵抗せずに建物を明け渡すケースが相次ぐなど、暫定政権の治安機関が十分に機能していないこ とが明らかになっていて、混乱のさらなる拡大への懸念が出ています。一方で、政府庁舎を占拠するなど、過激な行動に対しては距離を置く市民も多く、物価が 高騰するなど経済にも影響が及ぶなか、デモ隊への支持が広がるかは不透明な情勢です。
