(写真:AFP

ロシアのメドベージェフ首相は14日、ウクライナで25日の大統領選挙後に発足する新指導部がロシアへのガス関連債務(約3500億円)の一部の支払いに応じれば、今のガス料金の値下げも含めた話し合いに入る用意があるとの考えを示しました。

2月の政変でウクライナの親欧米派が政権を握って以降、ロシア首脳がエネルギー問題で柔軟姿勢を示したのは初めてです。今春に8割引き上げたウクライナ向けガス料金の値下げの可否を記者団に問われると「もちろん可能であり、交渉次第だ」と語りました。

同首相は12日にウクライナがガス料金を前払いしなければ供給を止める考えを示したばかりでした。ガス輸出国の立場をテコに硬軟両様の揺さぶりをかけ、NATO北大西洋条約機構への加盟見送りといったロシアの要求をウクライナの新指導部に受け入れさせる狙いがあるとみられます。