EUのフォンデアライエン欧州委員長=AFP/TTXVN |
欧州委は8日、ウクライナやモルドバなどの加盟候補国に関して、加盟に必要な改革の進捗状況を評価する報告書を公表しました。
この中でウクライナに関し、EUが交渉開始の条件とする汚職対策など7項目の改革に向けた「取り組みが加速している」と評価しました。汚職撲滅や司法改革などに一定の進展を認めた上で、より進展させる必要があるとの見解を示しました。
モルドバについては、障害者やLGBTQ(性的少数者)らの人権の保護が十分ではないとしました。
EUのフォンデアライエン欧州委員長は8日の声明で、来年3月までにウクライナとモルドバの改革状況を再報告し、それぞれが残された改革を実施した時点で交渉の枠組みの採決を勧告するとしました。新たな加盟国を迎えることは「近隣諸国の安定につながる」とEU拡大の意義を強調しました。
ウクライナは昨年2月、ロシアによる侵攻直後にEU加盟を申請しました。同年6月にモルドバとともに加盟候補国として承認されました。加盟候補国は両国や西バルカン諸国など計8カ国です。EUは現在、27カ国体制で、2013年にクロアチアが加盟したのを最後に拡大は止まっています。(産経新聞)

