ウクライナ平和会議の開催地には、スイス中部ルツェルン湖の上にある五つ星ホテル・ビュルゲンシュトックが選ばれた=Keystone

ウクライナは、ロシア軍の撤退や領土の回復など10項目からなる和平案を提唱していて、関係者によりますと、3月に首都キーウで開いた各国の政府高官などを集めた非公式協議の際、ことし6月にもスイスで首脳級の協議を開くことを提案しました。

これについてスイス政府は10日、各国の首脳などが参加するハイレベル協議を、ことし6月に中部のビュルゲンシュトックで開催すると発表し、アムヘルト大統領は記者会見で「協議の目的は和平プロセスを開始する可能性と方法を見つけることだ」と述べました。
スイス外務省はおよそ120か国を招きたいとしていますが、現時点でロシアが参加する見通しは立っていないとしています。
一方、ロシアのラブロフ外相は9日、中国の王毅外相との会談後の記者会見で「ロシアの立場を考慮しない、いかなる国際的な努力も無駄だということを中国側と確認した」と述べていて、今後ロシアも参加する和平プロセスに道筋をつけられるかどうかが焦点となります。(NHK)