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ゼレンスキー氏は20日の就任演説で、解散の意向を表明していました。支持率が高いうちに議会で一定の勢力を固め、政策決定で主導権を握る狙いがあります。
大統領府が21日発表しました。近く公布され、発効する見通しです。任期満了にともなう議会選はもともと10月下旬に予定されていました。ゼレンスキー氏は同日、議会幹部らと会談し「議会への国民の信任が非常に低い」と理由を説明しました。解散の法的根拠がないとの指摘があり、実施をめぐる議論が続く可能性もあります。
タレント出身のゼレンスキー氏の政党「国民の奉仕者」は現在の議会に議席がない。閣僚人事や内政改革などで強い権限を持つ議会での基盤固めが課題となっていました。同氏は議会選の前倒しに合わせて、小選挙区制の廃止など選挙制度の改正も審議する方針を示しています。
ゼレンスキー氏は4月の大統領選の決選投票で7割を超える得票率で、ポロシェンコ前大統領に勝利しました。最新の世論調査ではゼレンスキー氏の政党に議会選で投票すると答えた人が最多で39%を占めました。同氏の就任後にはフロイスマン首相が辞任の意向を表明するなど解散、選挙をにらんだ駆け引きが激しくなっています。

