11日、リトアニアの首都ビリニュスで開幕したNATO首脳会議=AFP/TTXVN

NATO=北大西洋条約機構の首脳会議が11日、リトアニアの首都ビリニュスで、2日間の日程で開幕しました。加盟国は初日の会合で、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、複数年の支援計画を行うことで合意しました。各国トップが一堂に会し、ウクライナに対する連帯を改めて強調しました。

また、NATO加盟国の国防支出の基準である国内総生産(GDP)比2%について、上限ではなく「下限」と位置付けることで合意しました。加盟国間の国防支出にばらつきがある中、各国に一段の国防費の上積みを促す狙いがあります。

加盟各国は、ウクライナが求めるNATO入りについても討議しました。侵攻が続く中での実現は極めて困難なため、侵攻の終結後を想定して加盟に向けた具体的な道筋を示すことができるかが、今回の首脳会議の焦点となっていました。

この点について、加盟国はウクライナの加盟に必要な手続きの一部を省略することで一致しました。共同声明では「加盟国が同意し条件が整えば、加盟を要請する」との立場を明記しました。ただ、具体的な条件や日程は示されませんでした。(時事通信)