ダナイロフ代表は、ベトナムがデジタル空間における子どもの保護政策の見直し、策定、実施で目覚ましい成果を上げており、十分に誇るべきものだと評価しました。
UNICEFが具体的な成果として挙げているのが、児童法やサイバーセキュリティー法といった基本的な法律に盛り込まれた子どもの保護に関する規定や、「2021年から2025年までのオンライン環境における子どもの健全で創造的な交流の保護・支援に関する国家プログラム」の策定です。

また、既存の規定の整備にとどまらず、新たに生じるリスクを早い段階から把握し、対応を検討している点にも、先を見据えた姿勢が表れているとしています。

ダナイロフ代表はさらに、ベトナムの政策立案者が、16歳未満の子どものSNS利用をめぐる問題について議論し、検討を進めていることは前向きな動きだと評価しました。これは、デジタル技術が急速に発展する中、新たな課題に対応するため、政策や法的枠組みの整備を進めようとする姿勢の表れだとしています。

ダナイロフ代表によりますと、もう一つの歴史的な節目となったのが2026年4月で、ベトナムは「ハノイ条約」とも呼ばれる国連サイバー犯罪防止条約を世界で2番目に批准した国となりました。

ダナイロフ代表は、この世界的な多国間条約の批准は、ベトナムの先駆的な役割を示すとともに、オンライン上の子どもの保護を強化するという国際的な責任を強く認識していることを示すものだと評価しています。