ヨーロッパの企業は、ベトナムの経済展望を楽観視しており、ベトナム進出を進めています。これは、フランスの新聞「Le Petit Journal」が大きく報道した情報です。同紙はベトナム駐在欧州商工会議所ユーロチャムの報告を引用し、今年第1四半期にベトナムのビジネス環境は73ポイントに達し、2021年第4四半期と比べ、12ポイント上昇したと伝えました。また、ユーロチャムに加盟している企業の69%は、第2四半期にベトナム経済が改善されるとの確信を示したとしています。

一方、JETRO日本貿易振興機構のホームページは、「2021年のベトナムスタートアップへの投資、過去最高を記録」をテーマにした記事を掲載しました。この記事はベトナム計画投資省(MPI)傘下の国家イノベーションセンターのレポートを引用し、2021年のベトナムスタートアップへの投資は件数にて前年と比べて57.1%増の165件で、額にて前年の3.2倍となる14億4,200万ドルに上っていると伝えました。

また、JCCIベトナム日本商工会議所は、安定した政治・社会、質の高い労働力、値ごろな土地使用料とオフィス賃貸料などのメリットに恵まれるベトナムは日本企業にとって魅力的な投資先であるとしています。

そして、香港上海銀行ベトナム(HSBC Vietnam)のティム・エヴァンズ(Tim Evans)頭取によりますと、ベトナムでは、ファイナンス・テクノロジーや、電子商取引、教育など多岐にわたる分野においてスタートアップブームが起きており、これはデジタル経済の急速な発展を示しています。新型コロナの影響にも関わらず、こうしたベトナムは中期的に投資家にとって魅力的な目的地だとしています。

なお、ベトナム統計総局によりますと、この4か月、ベトナムへの外国直接投資額は59億ドルに達し、前年同期と比べて7.6%増となっているとしています。