アメリカ駐在のVOV特派員によりますと、2026年ワールドカップをめぐるアメリカとイランの対立が、さらに先鋭化しています。アメリカのマークウェイン・マリン国土安全保障長官が、イラン代表が大会から敗退したことを公然と喜んだためです。これに対し、イラン側は、こうした発言はアメリカに国際スポーツ大会を開催する資格がないことを示していると反発しました。

アメリカ連邦緊急事態管理庁(FEMA)の特別イベント調整センターで開かれたワールドカップの安全対策会議のあと、マリン国土安全保障長官は、イラン代表が正式に敗退した際、「うれしくて踊った」と述べました。

さらにマリン長官は、アメリカの安全対策がイラン代表の準備に影響を与えたとのイラン側の批判を全面的に否定しました。マリン長官によりますと、アメリカ政府は国家安全保障を確保すると同時に、イラン代表が最大限の条件で試合に臨めるよう、これまでにない特別な仕組みを設けたということです。

こうした発言に対し、イランは直ちに強く反発しました。イランのアッバス・アラグチ外相は7月1日、SNS「X」で、マリン長官の発言は「アメリカに国際大会を開催する資格がないことを世界に証明した」と批判しました。

これに先立ち、イラン側はワールドカップ開幕当初から、アメリカが定めた入国規則や移動日程について、たびたび不満を表明していました。