ショルツ首相

演説内容は31日に公表されました。ショルツ氏にとっては12月上旬に就任後、初めての新年演説です。

ショルツ氏は20年代は「新たな始まりの10年だ」と述べました。今後25年以内に実質的な排出ゼロを達成する目標に向け、石炭火力発電の段階的な廃止に加え、

風力発電や電気自動車の充電施設など、「大規模な投資を進める」としました。

そのうえで国際的な協力を訴えました。議長国としてG7をリードし、G7を気候変動問題に取り組む先駆者にするとの意欲をみせました。

ショルツ氏は新型コロナウイルスの問題も、新年の大きな課題に挙げました。

ドイツでも変異株の「オミクロン株」が急速に広まり、年末年始を祝う集まりなどを制限しています。一方、政府の規制に抗議する集会が各地で頻発しています。なお人口の20%以上がワクチン接種を受けていません。

ショルツ氏は「社会が『分断』されているという人がいるが、その逆だ。私たちは団結している」とし、市民に行動制限への協力を呼びかけました。「変異株の出現こそがワクチン接種の必要性を示している」とも述べ、接種を促しました。(朝日新聞)