
エボラに感染したスペイン人の神父 (写真:AFP)
感染が拡大しているエボラ出血熱について、WHO=世界保健機関は、安全性が確認されていない開発段階の治療薬の投与を認めると発表しました。WHOのキーニー事務局長補は「エボラ出血熱の発生が広がっているこの特別な状況下では、未承認の治療方法も倫理的に許されるとの見解で専門家全員が一致した」と明らかにしました。
WHOは12日、エボラ出血熱について、「制御が困難な状況になっている」との認識を示しました。そのうえで、人間への効果や安全性が確認されていない未承認の薬であっても、患者にリスクなどを説明し、本人の同意を得るなど、一定の条件のもとで使用を認める方針を決めました。
また、WHOは、未承認の薬 の一つ「ZMapp」がアメリカ人医師ら2人に投与され、症状が大幅に改善したことを明らかにしました。亡くなったスペイン人の神父にも投与されていたと いうことです。
