手洗いの徹底に加え、マスクやティッシュを蓋付きのゴミ箱に捨てることや、出張者に手洗い用のアルコール消毒液を携行させることなどを盛り込ました。WHOは「簡単な予防措置と計画が大きな違いを生む」としています。

対策の基本は手洗いました。手洗い場やアルコール消毒液を目のつきやすい場所に置き、従業員だけでなく、顧客や取引先にも利用してもらいます。ポスターや会議で繰り返し啓発するのが重要といいます。

新型ウイルスはせきなどで飛んだ飛沫が手などを介して感染します。デスクや電話、パソコンなどを消毒剤で定期的にふき掃除し、せきの時に口を押さえるのに使ったティッシュやマスクは蓋付きのゴミ箱に捨てます。

海外出張時は最新の発生状況をWHOのウェブサイトなどで確認した上で、健康管理の専門家から事前に指導を受けます。

出張する人にはアルコールの消毒液を携行させることも有用だといいます。糖尿病、心臓病、肺疾患など基礎疾患のある人や高齢者は出張させません。

従業員や関係者に感染が確認されたら、せきや発熱がある人は軽い症状でも病気休暇を取得するなどして自宅待機してもらいます。解熱剤を服用しなければいけない人も同様です。症状がある人や渡航歴のある人への差別意識が職場で生まれないよう支援することも必要です。