
自爆テロの現場
(NHK)イスラム過激派組織の壊滅を公約に掲げる新政権が誕生したばかりの西アフリカのナイジェリアで30日、テロや襲撃が相次ぎ、新政権は発足直後から厳しい戦いを強いられています。
ナイジェリア北東部のボルノ州の州都、マイドゥグリで30日午後、イスラム教の宗教施設モスクを狙って男が自爆テロを起こしました。
現地からの映像には、モスクの外で人々が騒然としている様子や、激しく破壊された壁などが映っており、モスクで礼拝していた信者など、これまでに十数人が死亡し、多くのけが人が出ているということです。
目撃者によりますと、男は、近くにある市場の業者を装ってモスクに近づき、爆弾を爆発させたということで、手口などから、イスラム過激派組織、ボコ・ハラムによる犯行とみられています。
マイドゥグリでは30日未明にも、ボコ・ハラムとみられる武装グループが対戦車砲で攻撃を繰り返し仕掛け、少なくとも市民ら13人が犠牲になったということです。
ナイジェリアでは29日、ブハリ新大統領の就任式が行われ、ブハリ氏は演説でテロや襲撃を繰り返し多数の住民を殺害してきたボコ・ハラムを壊滅するまで徹底した掃討作戦を行うと宣言したばかりでした。
その翌日にテロや襲撃が相次いだことで、新政権は発足直後から厳しい戦いを強いられる形となっています。
