トランプ氏が25日夜、会場に姿を現し、壇上の席に座って歓談していると、午後8時35分(日本時間26日午前9時35分)ごろに事態が急変しました。警護隊がトランプ氏やバンス氏を壇上から退避させ、参加者らも次々とテーブルの下に身を隠し、会場は騒然とした雰囲気に包まれました。

 トランプ氏は退避後に記者会見し、言論の自由を重視する記者会の夕食会で事件を起こした容疑者を「米国憲法を攻撃した悪党だ」と非難しました。単独犯で自分が標的になった可能性があるとの見方を示し、停戦中のイランとの関係を否定しました。また、「相違を平和的に解決する」よう国民に要請しました。

 米メディアは、容疑者を西部カリフォルニア州出身の30代の男と報道しました。地元警察などによりますと、男は散弾銃と拳銃、複数のナイフを所持したまま金属探知機を走り抜け、夕食会場へと向かっていたところを警護隊などに阻止されました。治安要員1人が銃撃を受けたましたが、命に別条はないということです。

  トランプ氏は退避後、「犯人は拘束されており、私は『ショーを続けよう』と提案した」とSNSに投稿。再び会場に戻る意向を示しましたが、夕食会は中断されました。

【ワシントン時事】