アフガニスタンの議会下院の選挙は2010年に行われたのを最後に、5年の任期を過ぎても治安情勢の悪化などからたびたび先延ばしされてきました。

当初の予定から3年遅れてようやく投票が行われる今回の選挙には、250の議席に2500人以上が立候補しています。

選挙運動の期間中、反政府武装勢力タリバンや過激派組織IS=イスラミックステートが、選挙事務所や集会などを狙ったテロを繰り返し、死亡した候補者はこれまでに10人に上り、多くの市民も犠牲になっています。

さらにタリバンは20日の投票を前に「一般のアフガニスタン人を傷つけたくないので投票に参加すべきではない」などと警告する声明を出して投票所を襲撃することを示唆し、円滑な実施が危ぶまれています。

アフガニスタンでは来年4月に大統領選挙も控え、全国レベルで選挙が実施できるかどうかは政治の安定に向けた重要な試金石となります。

選挙の暫定結果は来月10日に、最終結果は12月10日に、発表されます。