ボリス・ジョンソン氏(写真:AFP/TTXVN)

ただ、EU=ヨーロッパ連合からの離脱の進め方をめぐりジョンソン氏に反発する複数の閣僚がすでに辞任の意向を表明していて、ジョンソン氏は首相に就任した直後から難しい対応を迫られることになります。

イギリスでは、23日、与党・保守党の党首選挙の結果が発表され、前の外相のボリス・ジョンソン氏が新しい党首に就任しました。

これを受けて、24日にはメイ首相がバッキンガム宮殿を訪れてエリザベス女王に辞任を申し出てその後、ジョンソン氏が女王からの任命を受けて首相に就任することになっています。

EUからの離脱についてジョンソン氏は、イギリスが離脱する期限の10月末にEUとの合意がない場合、そのまま離脱に踏み切ることも辞さない強硬な姿勢を示しています。

しかし、これに反発するハモンド財務相など複数の閣僚はすでに辞任の意向を表明しているほか、イギリス議会では、「合意なき離脱」を避けるべきだという議員が多数を占めています。

また、EUは離脱協定案の再交渉には応じないとしていて事態はこう着しています。

離脱の期限までおよそ3か月しかない中で、指導力を発揮し、離脱を成し遂げることができるのか、ジョンソン氏は首相に就任した直後から難しい対応を迫られることになります。

ジョンソン氏がイギリスの次の首相に就任することについて、ロンドンの市民からは期待や失望などさまざまな意見が聞かれました。