英とEUはこの週末、合意なき離脱を回避するために集中的に討議しました。英政府は、協議で「建設的」だったとし、14日も引き続き協議すると明らかにしました。

英首相官邸報道官によりますと、ジョンソン英首相は閣僚らに、土壇場で合意に至る可能性は残っていると説明しました。「ただ合意取りまとめのために、成すべきことは非常に多く、10月31日に(合意なく)離脱する準備はしておかなくてはならない」と述べたといいます。

EUの執行機関、欧州委員会は13日夕に発表した声明で「なお、すべきことが多くある」と表明。14日も協議を行い、15日に英国を除く27カ国の加盟国に状況を説明するとしました。

ジョンソン首相は、17─18日のEU首脳会議までに離脱協定で合意し、首脳会議で承認されることを期待しています。ただ承認されたとしても、英議会の批准という関門が待っています。

英とEUの協議について、EU外交筋は「税関問題で依然、溝がある」と述べました。また「首脳会議までに合意文書ができあがる可能性は少ないながら(依然)ある。われわれは首脳会議で交渉するつもりはない」と述べ、首脳会議は協議の場ではないと指摘しました。