イギリスとフランスの間で外相や国防相など主要閣僚を含めた定期首脳会談は、イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱に伴う漁業権交渉や、新型コロナワクチンの供給などをめぐる対立から、2018年を最後に開かれていませんでしたが、パリで10日、5年ぶりに再開されました。
会談で双方は、ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナの兵士を共同で訓練することや、インド太平洋地域への合同部隊や空母の派遣、それにイギリスに入国する目的でドーバー海峡をボートで渡ろうとする不法移民の取締まりの強化などで一致しました。
このあとの共同記者会見で、イギリスのスナク首相とフランスのマクロン大統領は、ともに「新たな出発」ということばを使い、外交関係の再構築を強調しました。
マクロン大統領が「私たちには共通の歴史や価値観がある。イギリスが再びEUに関わろうとしていることを歓迎する」と述べたのに対し、スナク首相は「あなたと仕事ができて幸運に思う。ともに未来を築いていくことにとても興奮している」と応じ、最後にフランス語で「友よ、ありがとう」と呼びかけました。(NHK)
