離脱協定案に含まれるアイルランドの国境管理厳格化を避けるためのバックストップ(安全策)を巡り、イギリスがEU関税同盟に無期限にとどまるリスクが明記されており、与野党からの反発が強まりました。
英議会は4日、メイ首相がコックス法務長官から受けた法的助言の全文公開を拒否したことが議会侮辱に当たると認定する動議を可決しており、首相は公表を余儀なくされました。
これによりますと、安全策については「恒久的なものを意図しておらず、別の恒久的な取り決めに替えるという当事者の明確な意思を記すものですが、国際法では代替的な合意が取り交わされるまでの間、無期限に存続する」と指摘しました。同策を「停止する権利がないため、英国が長期的、反復的な交渉に縛られる法的リスクがある」としました。
