(写真:AFP/TTXVN)

「手切れ金」は交渉で最初の難関とされており、この問題で合意できれば交渉が大きく前進する可能性があります。

報道によりますと、イギリスがEUの要求する支払い義務のほとんどをのむ形で合意しました。ただ英世論を刺激しないように、両者はあえて金額の確定を避ける見込みです。

テレグラフ紙による支払額推計は、450億~550億ユーロに上ります。これまで英政府は200億ユーロ程度の支払いを示唆し、EUが600億ユーロ程度を要求していたとみられます。

メイ英首相は12月4日にEUのユンケル欧州委員長、バルニエ首席交渉官と会談しました。14、15の両日に開かれるEU首脳会議で、英国が求める通商協議の開始に同意してもらえるよう働き掛けます。

ただEUは「手切れ金」のほか、イギリスに住むEU市民の法的保護と、陸続きのイギリスとアイルランドとの適正な国境管理も重視しました。これら3つの問題で「十分な進展」があった場合に通商交渉に進むとしています。特にアイルランドは国境問題で「イギリスから詳しい提案がない」と不満を募らせています。