双方は将来の関係について相反する展望を示しており、貿易協定をめぐる衝突の可能性が高まりました。
イギリスは先月末にEUを離脱しました。貿易協定をめぐる交渉は3月に始まります。ボリス・ジョンソン英首相はロンドンの旧王立海軍大学での演説で、英国最大の貿易相手であるEUと広範囲の貿易協定を締結することを望んでいると表明した一方で、EUの規則・規制から解放されることが優先事項となると警告しました。
一方、欧州委員会のミシェル・バルニエ首席交渉官は、将来の深い関係構築を正式に提案しましたが、その条件として、英国は公正な貿易を保証しなければいけないとくぎを刺しました。
ジョンソン氏はさらに、イギリスはEUを離脱して「世界に出て行く」と表明しました。保護主義については世界経済成長のブレーキになるとして反対を示し、労働者や環境、消費者の保護などでEUの基準を「弱めない」としながらも、「EU規則の受け入れを要件とする自由貿易協定の必要はない」と主張しました。
