フランス駐在のベトナムの声放送局(VOV)特派員によりますと、イギリスは、英仏海峡を渡る不法移民の流入を抑制するため、新たな国境安全保障協定の一環として、フランスに対し最大6億6,000万ポンド、およそ9億ドルを拠出すると発表しました。この協定は3年間にわたり実施されます。

協定によりますと、約5億ポンドはフランス北部の海岸での法執行強化に充てられます。具体的には、警察や情報機関、軍を含むおよそ1,100人の人員を投入し、出発地点での不法渡航の組織化を阻止することを目指します。

残る約1億6,000万ポンドについては、新たな対策の効果が確認された場合にのみ支出される仕組みとなっており、成果が見られない場合には1年後に資金が削減される可能性があります。

今回の協定は、2023年に締結され、今年初めに期限を迎えたおよそ4億8,000万ポンド規模の従来の枠組みに代わるものです。新たな措置は、人的配置の強化と監視能力の拡充を組み合わせた、より包括的な内容となっています。

専門家は、この合意がロンドンによる国境管理強化の姿勢を示すとともに、パリとの協力への依存が一段と高まっていることを反映していると指摘しています。