バルニエ氏(右)=AFP/TTXVN

バルニエ氏は記者会見で、多くの問題を巡る自身からの詳細な提案について回答を得られていないとして、イギリス政府に対するいら立ちをぶちまけました。また、司法権など市民の権利を巡りイギリス側と大きな意見の相違があるとしました。

バルニエ氏は「英国のEU市民がEU域内に暮らす英市民と同じ権利を持つよう望む」と述べ、現在のイギリス案は同等の権利を保証していないと語りました。

その上で、来週の離脱交渉会合では英国から詳細な提案を望むとしました。これらの問題で進展があった場合にのみEUの各首脳は将来の自由貿易協定についての交渉入りを認める見通です。

バルニエ氏はまた、欧州司法裁判所がEU市民の権利の「究極の保証人」であるべきとし、イギリスがこれに反対すれば「不確実性が生まれる」と懸念しました。イギリスはEU市民の権利を国内法で規制することを求めています。