EUのバルニエ首席交渉官は、イギリスのラーブ離脱担当相との会談後、北アイルランドの国境管理問題で依然隔たりが埋まっていないことを明らかにしました。
双方とも、議会承認に要する時間を考慮して11月中旬までの最終合意を目指すことでは一致しています。ただイギリスでは、与党の一部と北アイルランドの連立政党は、EUの提案に激しく反発しています。
バルニエ氏は「懸命の努力にもかかわらず、北アイルランドの国境問題を含め一部の重要問題は依然合意に至っていない」とツイートしました。双方は数日にわたり実務レベルで協議を行っていました。
英政府の報道官も、未解決の問題が残っていることを認めています。
バルニエ氏は17日のEU首脳会議の夕食会で経緯を説明することになっていますが、これ以前にさらなる協議が行われる予定はありません。
EU首脳は17日、11月17─18日の臨時首脳会議開催に向け交渉に十分な進展があったかどうかを判断します。
11月の首脳会議開催が決まるかどうかはまだ不透明です。フランスのマクロン大統領をはじめ多くの首脳は先月、メイ英首相が十分に合意に近づいたことを示すことができた場合のみ、臨時の首脳会議開催に合意する考えを示しています。
