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イギリスで8日に行われた総選挙では、与党・保守党が第一党となったものの過半数には届かず、メイ首相は、北アイルランドの地域政党、DUP=民主統一党の協力を得ながら新政権の発足を目指すことにしています。
9日夜には閣僚の人事を発表し、ジョンソン外相や、EUの離脱交渉を担うデービス離脱担当相、ラッド内相に加え、EU離脱をめぐる立場の違いなどから交代させるとの見方も出ていたハモンド財務相を含め、5人の主要な閣僚の留任を決めました。
メイ首相としては、ロンドンなどでテロ事件が相次ぐ中、19日にも始まるEUとの離脱交渉を前に外交や治安を担う閣僚を留任させることで、政権の安定感を打ち出す狙いがあったと見られます。
メイ首相は19日に議会で行われる施政方針演説に向け、新政権発足を急ぎたい考えですが、選挙の敗北の責任を問う声が保守党の中からも出て求心力の低下が著しいメイ首相が、DUPとの政策協議で合意を取りまとめられるのかなど、難しいかじ取りを迫られています。

