英議会は11日、メイ首相が先月EUと合意した離脱協定案について採決を行う予定となっています。だが、英内閣は議会で離脱協定案が大差で否決されることを恐れています。
そのためメディアは、閣僚らがメイ首相に対し、英議会の採決を遅らせ、13~14日に行われるEU首脳会議(サミット)でEU側にさらなる譲歩を確約させるべきだと圧力をかけていると報じています。
しかしステファン・バークレーEU離脱担当相は英BBCに対し、「採決は予定通り行われる」と述べました。
メイ首相は大衆日曜紙「メール・オン・サンデー」に対し、およそ2年の困難な交渉を経てこぎ着けた合意が、来年3月29日の離脱予定日を目前に英議会で否決された場合、イギリスの将来は「完全に未知の領域に踏み込む」と述べ、「英国はブレグジットの選択肢を失う真のリスクと共に深刻な不安にさらされる」と警告しました。
さらにメイ首相は、野党・労働党のジェレミー・コービン党首は離脱協定案を否決し総選挙に追い込む構えで、コービン氏に政権を引き渡すことは容認できないリスクだと述べました。
