キャメロン首相(写真:ロイター)

イギリスのキャメロン首相は、予告なしにアフガニスタンを訪れてガニ新大統領と会談し、国際部隊が戦闘任務を終えることし末以降も、治安維持や財政面などで支援を続ける方針を伝えました。

イギリスのキャメロン首相は3日、アフガニスタンの首都、カブールを訪れて、先月29日に就任したガニ大統領と会談しました。
共同会見でキャメロン首相は、選挙で激しく対立したガニ大統領とアブドラ元外相による挙国一致の政権が発足したことを歓迎したうえで、攻勢を強めている反政府武装勢力タリバンについて、「暴力や脅しでは目的は達成できない」と述べ、新政権との和平を促しました。
そして、イギリス軍も参加する国際部隊がことし末に戦闘任務を終えたあとも、イギリスはアフガニスタンの治安部隊の幹部育成に協力するとともに、教育や医療などの向上のため、2017年まで毎年、日本円で300億円以上の支援を続ける方針を伝えました。
これに対し、ガニ大統領は、イラクやシリアなどでイスラム過激派組織が勢力を拡大している現状を踏まえ「われわれは共通の脅威に直面している」と述べ、アフガニスタンが再びテロの温床にならないよう、イギリスなどが関与を続けることを歓迎する意向を示しました。
また、キャメロン首相は、アフガニスタンへの今後の支援について話し合う国際会議を来月、ロンドンで開催することも明らかにしました。