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イギリスのジョンソン首相はEUからの離脱を実現するうえで懸案となってきた北アイルランドの国境管理をめぐり、2日、EU側に新たな提案を示しました。
提案にはイギリス全体がEUの関税同盟から脱退する一方で、北アイルランドについては地元の意向を踏まえたうえで一定期間、EUのルールに従い厳格な税関審査なしに農産物や工業製品を取り引きできることが盛り込まれています。
この提案について3日、ジョンソン首相は議会で説明し、「われわれはEUに対し柔軟であることを示した。合意できなければ合意のないまま今月末に離脱するだけだ」と述べて理解を求めました。
これに対し最大野党・労働党のコービン党首は「提案はあいまいで、うまくいく内容ではない。首相は失敗を隠そうとしているだけだ」と反発しました。
イギリスとしてEUとの合意がないまま離脱する事態を避けるには、EUだけでなく議会から承認を得ることも必要です。
しかし、与党・保守党は議会での過半数を失っていて、ジョンソン首相が議会を説得できるのかどうかも焦点となります。(NHK)

