(写真:EPA/TTXVN)

今月8日に行われたイギリスの総選挙で、過半数の議席を維持できなかった与党・保守党は、政権を維持するため、北アイルランドの地域政党DUP=民主統一党と、閣外協力について協議を進めています。


こうした中、メイ首相は、最終的な合意を目指し、13日、DUPのフォスター党首とロンドンにある首相官邸で会談しました。会談のあと、フォスター党首はイギリスのメディアに対し、「とてもよい協議ができた。すぐにでも合意したい」と述べ、最終的な合意には至らなかったものの、協議は進展していることを明らかにしました。

DUPは、北アイルランドに配分するインフラなどの予算の拡大や、EU=ヨーロッパ連合からの離脱に向け、アイルランドとの国境の自由な往来の維持などを要求していると見られます。両者はさらに詰めの協議を行って早期の合意を目指すことにしていて、公共放送BBCは、14日にも合意に至る可能性があると伝えています。

北アイルランドでは、カトリック系とプロテスタント系の住民の間で紛争の歴史があり、プロテスタント系のDUPが政権に一定の影響力を持てば、2つの勢力のバランスが崩れると懸念する声も出ていて、閣外協力の協議の行方が注目されます。