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EUの首脳会議は22日から、ベルギーのブリュッセルにあるEU本部で始まりました。会議ではイギリスのメイ首相が今月8日に行われた総選挙のあと、初めて各国の首脳に対し、EUからの離脱に向けたイギリス政府の方針を直接、説明しました。
この中でメイ首相はEU側が交渉の最優先課題としている、イギリスに住むEU市民の権利について、条件を満たせば教育や医療などの面でイギリス人と同様の権利を保障することを提案しました。
提案について、イギリスのメディアは一定の期間、イギリスに住んでいるEU市民が対象で、イギリスの法律に基づき権利を保障すると伝えています。
また、会議ではこれまでイギリスが反対していた防衛分野での協力を強化する方針で一致したほか、イギリスを除く各国の首脳は、イギリスに本部があるEUの機関の移転について、ことし11月までに移転先を決めることで合意しました。
EUからの離脱を決めたイギリスの国民投票から23日で1年となりますが、離脱交渉はようやくスタートしたばかりで、交渉期間が限られる中、イギリス、EU双方の駆け引きが今後、激しくなりそうです。

