イギリスのボリス・ジョンソン首相=AFP/TTXVN

イギリスのボリス・ジョンソン首相は19日、米英豪による新たな安全保障協力枠組み「オーカス(AUKUS)」をめぐりフランスと亀裂が深まっているのを受け、イギリスの「フランスに対する愛が尽きることはない」と述べ、事態の沈静化を図りました。

ジョンソン首相はアメリカ・ニューヨークに向かう機内で記者団に対し、イギリスとフランスは「極めて友好的な関係」を築いていると強調しました。

AUKUSの一環として、オーストラリアがフランスとの潜水艦共同開発契約を破棄してアメリカ製潜水艦の購入を決めたことをめぐり、フランスは猛反発しています。エマニュエル・マクロン大統領は駐米、駐豪両大使を召還しました。

フランスのジャンイブ・ルドリアン外相は19日、イギリスは「役立たず」で、「常にご都合主義だ」と非難しました。またフランス国防省の情報筋は同日、AFPに対し、今週行われる予定だったフロランス・パルリ国防相とイギリスのベン・ウォレス国防相との会談を中止したと明かしました。

これに対しジョンソン首相は、AUKUSは排他的なものではなく、「特にわが友人フランスが心配するようなものではない」と述べました。(AFP通信)