イギリスのEU離脱は当初の期限だった3月29日からすでに一度延期され、現在は今月12日とされています。
テリーザ・メイ英首相は2日、テレビ演説し、秩序ある離脱に向けてEU側とまとめた協定案の議会承認に必要な時間を確保するため、ベルギーのブリュッセルで10日開かれるEU首脳会議で「短期」の離脱再延期を求める考えを示していました。
メイ首相は3日、採決に先立ち、協定案が承認されないまま「合意なき離脱」に至り、大きな混乱が生じることを避けるため、最大野党・労働党のジェレミー・コービン党首との間で妥協案を協議していました。
首相は2日のテレビ演説で、従来の基本方針を曲げる姿勢を示し、与党・保守党の多数派の意向よりも大幅に近い貿易関係をEUと築く案に耳を傾ける用意があると表明しました。土壇場でコービン氏からの支持獲得に動いていました。
