与党保守党が26日にDUP=民主統一党から閣外協力を得ることで合意して以来、初の採決でした。

保守党は財政赤字削減のため、公共サービス従事者の賃金上昇について、インフレ率を下回る1%を上限に設定していました。

8日に投開票が行われた総選挙(定数650)では保守党が過半数割れの318議席に。メイ首相は北アイルランド・プロテスタント系政党のDUP(10議席)からの協力を取り付け、下院で辛くも過半数議席を確保していました。欧州連合離脱に当たり予定されていた多くの改革を断念せざるを得なくなったことで、首相は党内外から強い批判を浴びています。

一方、コービン党首率いる労働党は総選挙で予想に反し議席を伸ばしました。イギリスでは2週間前にロンドンで発生した高層公営住宅の火災により、少なくとも80人が死亡しました。公共支出の削減が原因だとの批判が一部で起きており、労働党は緊縮財政に激しく反発してきました。