(写真:AFP/TTXVN) |
31日に予定されていた計画発表の延期は、26日の閣議声明で明らかにされました。この発表はこれまで「中期的な財政」計画と説明されてきましたが、予算責任局(OBR)の経済予測を基に予算案を年に一度修正する「秋季財政報告」と位置づけます。
ハント財務相は秋季財政報告の発表に際し、350億ポンド(約6兆円)に及ぶ財政不足を手当てする方策を提示したい考えです。事情に詳しい当局者が明らかにしました。
今週の財務省およびOBRのデータを引用した同当局者によれば、政府は公的財政を持続可能な軌道に戻すべく、支出削減策として104項目の選択肢を策定しました。財務省にコメントを求めたがまだ返答は得られていません。
この発表延期で、政府の経済政策の方向性が完全に示される前にイングランド銀行(英中央銀行)は来月3日に次回の金融政策判断を発表することになります。ハント財務相は報道陣に対し、経済戦略について長期的に維持できる選択を下せるよう時間を確保することが重要だと語りました。
ハント氏は「延期は自分が首相に進言した。われわれは極めて困難な決断を下すが、それが確実に時の試練に耐えられるものにするには、延期が最善だからだ」と説明しました。「誰もが抱く住宅ローンや雇用、生活費に対する不安に安心を与える絶好の機会となる」と続けました。(www.bloomberg.co.jp)

