これに先立ち英ガーディアン紙は、合意なきEU離脱が「英政府のメインシナリオ」だとのEU外交筋の発言を報じていました。

英政府高官は、こうした見方を否定しました。ただ、英国の離脱協定案は英議会で3回にわたって否決されており、ジョンソン新首相が同じ協定案を再び採決にかけることはできない点をEUが理解する必要があると主張しました。

同高官は匿名を条件に「我々は合意を望んでいる。(EU側が)再交渉を望んでいないのが残念だ」と指摘しました。「離脱協定案は下院で3回、大差で否決されています。このため、合意ある離脱にするには(EU側に)再交渉の用意がなければならない。我々は積極的に再交渉する用意がある」と述べました。

ジョンソン首相は、合意の有無にかかわらず10月31日にEUを離脱する方針を示しています。(ロイター)