イギリス政府は拿捕された「ステナ・インペロ」の即時解放を求めるとともに、20日にはイランの臨時代理大使を呼び出しました。さらに、イランに対し「重大な結果」が起こり得ると警告したほか、イギリスの船舶にホルムズ海峡周辺の航行を回避するよう助言していましたが、21日に入りややトーンダウンしました。
エルウッドイギリス防担当閣外相はスカイニューズとのインタビューで、「緊張緩和に努める必要がある」と指摘しました。「われわれのまず最も重要な責任は、拿捕された船舶に関連した問題を確実に解決し、こうした海域での他の英国籍船舶の安全な運航を確保することだ」などと語りました。
ハント英外相は声明で、イギリスは今週、さらなる措置を講じると表明しましたが、どのような行動になるかは明らかにしませんでした。英紙サンデー・テレグラフは、イラン資産の凍結を含む外交・経済上の措置が検討されており、英政府はイランに再度制裁を科すためEU=欧州連合と国連に働き掛ける可能性もあると報じていました。
ハモンド英財務相は21日、BBCとのインタビューで、「われわれは既にイランに対し金融を中心とする広範な制裁を課しており、直ちに可能な追加措置があるかどうかは明らかでないが、当然あらゆる選択肢を検討している」と説明しました。さらに、「違法行為であり、われわれはこの問題を解決するため全ての可能な外交的手段を追求していく」と述べました。
