2月25日、大学医学部の定員増に反対する集会に参加する医師ら=Yonhap/TTXVN

韓国政府が大学医学部の定員を大幅に増やす方針に反対する医師らが3日、ソウルで大規模な集会を開き、「定員増は医療体制の崩壊を招く」と方針の撤回を訴えました。聯合ニュースによりますと、主催した医師会の推計によれば、約4万人(警察の推計では約1万2千人)が参加しました。

これまでに、研修医ら約1万人が辞表を提出し、9千人超が職場を離れました。政府が医師免許の停止などを警告すると、反発が強まり、全面的な対決が続いています。

政府は2月末を職場復帰の期限としましたが、復帰したのは一部に過ぎませんでした。復帰要請に応じない研修医については、3月以降、一定期間の医師免許停止や医療法違反容疑での刑事告発などの手続きに踏み切る予定です。警察は1日、集団辞職問題を巡り、政府が医師会幹部らを医療法違反容疑などで告発したことを受け、関係先の家宅を捜索しました。

韓国の韓悳洙首相は3日、「多くの研修医が職場に戻っていない」と述べ、「医師が患者に背を向ける行為は許されない」と批判しました。(共同通信)