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アメリカとメキシコの国境では今月、中米エルサルバドル出身の移民の親子が川を渡ってアメリカに入国しようとしましたが途中で溺れ、遺体の写真が各国のメディアに報じられて国際社会に大きな衝撃を与えました。
こうした中、IOM=国際移住機関は28日、アジアやアフリカ、それに中南米諸国からの過去5年間の移民の状況をまとめ、外国への移住を目指す途中で命を落としたり行方不明になったりした人は3万2000人余りに上り、このうち子どもは少なくとも1593人いたということです。
事故が起きた場所は地中海が最も多く678人、次いでインド洋が363人、西サハラが149人、アメリカとメキシコの国境は30人となっています。
会見したIOMデータ分析局のフランク・ラスコ局長は「今週、世界の注意を引きつけた移民の親子が死亡した事例は珍しいことではない。1日に1人、世界のどこかで子どもたちが犠牲になっている」と述べ、たとえ不法移民であっても移民の安全を守るために関係国が対策を講じるべきだという考えを示しました。

