暴風雨に見舞われたリビアでは、大雨でダムが決壊しました。洪水により5300人が死亡、1万人が行方不明になっているとの見方が出ています。
世界の石油価格指標である北海ブレント原油は2%近く跳ね上がり、日中最高値で1バレル=92.38ドルを記録しました。これは2022年11月17日以来の高値となります。米国産WTI原油価格も2.3%値上がりし、同89.29ドルに達しました。やはり昨年11月以来の最高水準です。
アナリストらは、石油輸出国機構(OPEC)加盟国のリビアで起きた洪水の被害が価格上昇の原因だとみています。OPECによれば、リビアの8月の石油生産量は日量約100万バレルでした。
データ分析企業ケプラーで米州の石油分析を主導するマット・スミス氏は「リビアでは多数の港湾で現在輸出が不可能になっている」と指摘しました。このことが原油相場の上昇をもたらす新たな要因になっているとの見方を示唆しました。
リビアでの洪水の1週間前には、ロシアとサウジアラビアが積極的な減産を延長する計画を発表。原油価格の値上がりを引き起こしていました。
この発表の結果、ガソリン価格は今週に入り徐々に値上がりしています。(CNN)
