5月28日、カザフスタンの首都アスタナで、第5回ユーラシア経済フォーラムが開幕しました。今年のフォーラムは、「世界的なデジタル競争におけるユーラシア経済連合(EAEU):人工知能(AI)に焦点を当てて」をテーマに、技術の未来を形づくることと、AIを基盤とするデジタル経済に向けた共通の取り組みを構築することを中核的な優先課題としています。
今回のイベントには、世界44か国からおよそ3000人の代表が参加しています。出席者には、開催国カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領、キルギスのサディル・ジャパロフ大統領、アルメニアのムゲル・グリゴリャン副首相など、EAEU加盟国の首脳らが含まれています。
全体会合の開会演説で、カザフスタンのトカエフ大統領は、世界経済の形成におけるAIの役割を強調しました。AIは今後数十年で世界のGDPを7兆ドル押し上げる可能性があり、それにより新たな技術的貢献が生まれ、経済のあらゆる分野で雇用構造に根本的な変化がもたらされると述べました。
トカエフ大統領は、デジタル経済への移行とAIの発展は、停滞を避けるための避けて通れない道だと強調しました。この目標を実現するため、カザフスタンは2026年を「AIとデジタル発展の年」とすることを宣言しています。
第5回ユーラシア経済フォーラムは5月29日まで開かれ、およそ30の関連イベントが予定されています。フォーラムでは、世界経済におけるEAEUの潜在力を高めるため、多くの重要な成果が期待されています。
