【時事】欧州連合(EU)統計局が13日発表した7~9月期のユーロ圏実質 GDP(域内総生産)速報値は、季節調整済みで前期比0.3%増となりました。緩やかな景気回復基調を維持したものの、原油安やユーロ安の下支え効果がやや薄 れ、前期の0.4%増から小幅減速しました。
ユーロ圏最大の経済国ドイツは、輸出が伸びなかったことに加え設備投資も振るわず、成長はやや鈍化しています。イタリアも輸出の不振が響き、前期を若干下回る成長率となりました。8月にEUからの新たな金融支援で合意したギリシャは0.5%減と、マイナスに転落しました。
一方、前期がゼロ成長だったフランスは、内需や鉱工業生産の回復を背景にプラス成長を確保しました。
EU全体のGDPは0.4%増と前期と変わらず。英国の成長率は0.5%と小幅に減速しました。