エネルギーコストの上昇とドイツの増税が影響しました。ECB=欧州中央銀行にとってはコミュニケーション面で難しい対応が迫られそうです。
インフレ率は2%近くというECB目標を過去10年の大部分でアンダーシュートしています。物価圧力が抑えられ、新型コロナウイルス流行に伴うリセッションが長引く中、ECBは向こう数年間の超緩和政策を約束しています。
しかし、たとえ多くの政策当局者が予想するように一時的であったとしても物価が上昇すれば、異例の刺激策を正当化するのが一層困難になる可能性があります。
インフレ率上昇の主因は、これまで実施されていたドイツの減税が終了したことや、原油高を背景とするエネルギーコストの上昇、食品価格の上昇です。
基調インフレ率も同様に上昇しました。ECBが注視する食品とエネルギーを除いたインフレ率は0.4%から1.4%に拡大しました。さらにアルコールとたばこを除いたインフレ率は0.2%から1.4%に加速しました。(ロイター)
