【時事】中国は15日夜、独自の宇宙ステーション建設に向けた宇宙実験室「天宮2号」を北西部の酒泉衛星発射センターから打ち上げ、予定の軌道に乗せることに成功しました。10月には飛行士が乗り組む宇宙船「神舟11号」を打ち上げ、軌道上でドッキングしました。

(写真:Xihuanet)
天宮2号の設計寿命は2年です。2018年ごろから建設を始め、22年の運用開始を目指す宇宙ステーションの「ひな型」とも言え、順調に進めば計画の実現へ大きな前進となります。
日米などが参加する国際宇宙ステーション(ISS)は24年に運用期限を迎える予定です。中国版のステーションはそれに代わるように本格運用が始まります。
中国は国連宇宙部(本部ウィーン)と協定を結び、主に途上国向けに科学実験や宇宙飛行士搭乗の機会を提供する意向を示しています。宇宙を舞台とした国際協力に積極的な姿勢を示し、米ロと並ぶ「宇宙強国」としての発言力強化も狙っています。
