「ドレスデン賞」を受賞しているフックさん

ベトナム戦争下、ナパーム弾による爆撃から逃れる村人たちを捉えた「戦争の恐怖」という写真は、AP通信のベトナム人報道写真家フィン・コン・ウトさんによって1972年に撮影され、全世界に配信され、有名になりました。

この写真の被写体となったファン・ティー・キムフックさんはベトナム戦争後、反戦運動家として活動を始め国際的に知られるようになりました。2002年に彼女が創設した財団は、多くの国で、学校や孤児院、診療所などの建設を進めています。フックさんは、「私の夢はより良い世界をつくることである」と述べるとともに、教育の重要性を訴えました。

なお、現在、フックさんはカナダに在住しており、カナダ・トロントのヨーク大学から名誉法学博士号を授与されました。