貧困者のための行動月間にあたり、去る18日、ベトナム労働傷病軍人社会事業省のファム・ティ・ハイ・チュイェン大臣は、ベトナムの国営テレビ局の「国民が聞き、大臣が答える」という番組で出演し、ベトナムの貧困対策について質問に答えました。


ファム・ティ・ハイ・チュイェン大臣


同大臣によりますと、ベトナムは貧困削減に関する国連のミレニアム開発目標を2年早く達成し、この目標を最も早く実現させた6カ国の中の一つとなりました。チュイェン大臣は、これはベトナムの共産党と政府が貧困削減を社会福祉事業の最も重要な課題としていることによるものであると明らかにし、次のように語りました。
(テープ)

「政府は、貧困者を対象とした農業用土地の提供や、借金の供与、無料補助など様々な政策を取っています。また、医療の補助も実施しています。政府は貧困世帯の場合、医療保険料の全額を支払う他、教育、住宅、水道などの補助を実施します。そして、最も貧困な状態にある64県に対し、道路や水利施設などインフラ整備を行なうほか、貧困状態にある他の30県に対し、インフラ整備に必要な投資額の7割を補助しています。」

このように語ったチュイェン大臣はまた、ベトナムは貧困者への補助基準を上げていると明らかにしました。これは貧困者の生活水準を引き上げるためであるとしています。そして、ベトナム政府は、貧困削減に必要な財源などを効果的に使用するため、2016年から、貧困削減を目的とした国家レベルの16のプログラムを、新農村作りプログラムと着実貧困対策プログラムといった2つのプログラムに絞ることにしたと明らかにしました。