(写真: nationalinterest.org)

朝鮮民主主義人民共和国のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長は、10日までの4日間、中国を訪問して8日と9日、習近平国家主席と北京で首脳会談を行い、10日午前、両国の国営メディアが会談内容を初めて伝えました。

中国側の報道によりますと、会談でキム委員長は「非核化の立場を引き続き堅持し、対話と交渉を通じて朝鮮半島の問題を解決し、アメリカとの2回目の首脳会談で、国際社会が歓迎する成果を得るために努力する」と述べ、調整が行われている2回目の米朝首脳会談に意欲を示したということです。

これについて、習主席は「関係各国が対話を通じて、それぞれの懸念を解決することを支持する」と述べ、米朝の首脳会談を支持し、双方が互いに歩み寄ることに期待を示しました。

一方、朝鮮民主主義人民共和国側の報道でキム委員長は「アメリカとの協議の過程で困難と憂慮が生じた」と述べ、アメリカが制裁の解除や朝鮮戦争の終戦宣言に応じないことへの不満を伝え、中国側に協力を求めたものとみられます。

また、両首脳はことし中朝の国交樹立から70年の節目となるのにあわせて、関係を強化することを確認したということで、朝鮮民主主義人民共和国側の報道では、キム委員長が習主席の朝鮮民主主義人民共和国訪問を要請し、習主席はこれを受け入れ、計画を伝えたということです。