中東の紛争は、湾岸地域に戦闘が広がる中で、さらに激化しています。7月21日、クウェート、バーレーン、ヨルダンは相次いで、イランからのミサイルや無人機による攻撃を受けました。一方、アメリカはイラン国内の複数の軍事目標に対する空爆を継続しています。
クウェート政府は7月21日、イランのミサイルが20日夜、国内の複数の発電所と海水淡水化施設に着弾したと明らかにしました。猛暑で電力需要が高まる中、クウェート政府は国民に節電を呼びかけています。
バーレーンでは、ミサイルと無人機による複数の攻撃が同日も続きました。ヨルダン軍は、イランがヨルダンに向けて発射した無人機5機とミサイル3発をすべて撃墜したと発表しました。
海上では、イギリスの海上貿易業務調整機関(UKMTO)が、オマーン沖の海域でタンカー1隻が攻撃を受け、乗組員が退避を余儀なくされたと明らかにしました。
一方、アメリカ中央軍(CENTCOM)は、イランの軍事指揮センター、ミサイル発射装置、無人機、海軍能力、防空システムに対する空爆を継続していると発表しました。
軍事行動と並行して、アメリカとイランの対話再開を目指す外交努力も進められています。イランのイスカンダル・モメニ内相はパキスタンを訪問し、シャバズ・シャリフ首相やアシム・ムニール参謀総長と会談し、仲介に向けた取り組みについて協議しました。
アメリカのマルコ・ルビオ国務長官は、イランが「実質的な」提案を示すのであれば、アメリカは交渉の可能性を引き続き開いていると強調しました。
