中国とインドとの国境線を警備しているインド兵士(写真:AFP/TTXVN)

中国の王毅外相は25日、訪問先のインドの首都ニューデリーでジャイシャンカル外相と会談しました。


両外相の対面での会談は、おととし6月に係争地帯のインド北部ラダック地方で双方の軍に死傷者が出る衝突が起きて以降、初めてです。

会談では、ウクライナ情勢について意見が交わされ、インド外務省によりますと、両外相は即時停戦や外交と対話に戻ることの重要性で一致しました。

ウクライナ情勢をめぐって両国は、ロシアに対する非難や制裁を避けていて、欧米などと一線を画しています。

一方、国境をめぐる問題について、ジャイシャンカル外相は「両国の関係改善には、係争地帯からの軍の離脱に関する協議で進展があるべきだ」と述べ、おととしの衝突以降、これまで15回にわたって行われてきた実務者レベルの協議で緊張緩和に向けた合意がなされるべきだという認識を示しました。

また中国外務省によりますと、王毅外相も「この問題を適切に解決して両国関係の発展につなげる必要がある」と述べ、問題の平和的な解決が両国の共通利益になるという認識で一致したとしています。