これまでの就任式と比べてハイレベルの対応で、貿易摩擦が激化することも懸念される中、安定した関係構築につなげたいねらいがあるとみられます。

今月20日に行われるトランプ次期大統領の就任式について、中国外務省は、アメリカ側の招待に応じて習近平国家主席の特別代表として韓正国家副主席を派遣すると発表しました。

発表では「アメリカの新政権との対話と意思疎通を強化して意見の違いを適切に管理し、両国関係を安定的で健全かつ持続可能な形で発展させていきたい」としています。

就任式をめぐっては、トランプ次期大統領が習近平国家主席を招待したことが明らかになっていますが、習主席としてはみずからの出席は見送った形です。

8年前のトランプ氏の1期目の就任式には、首都ワシントンに駐在する中国大使が出席していて、今回の国家副主席の派遣は異例のハイレベルの対応となります。

中国としては、保護主義的な政策を掲げるトランプ次期政権との間で貿易摩擦が激化することも懸念される中、安定した関係の構築につなげたいねらいがあるとみられます。(NHK)