(写真:ロイター)
またロシアの政府筋もNHKの取材に対し「習主席のロシア訪問は来週の方向で調整中だ」と明らかにしました。
ロシアのプーチン大統領は、去年12月末に行われたオンライン形式での首脳会談で習主席をことしの春にモスクワに招待する意向を表明し、先月には中国で外交を統括する王毅 政治局委員とモスクワで会談した際にも「習主席のロシア訪問を待っている」と述べていました。

首脳会談が実現すればウクライナ情勢についても意見が交わされるものとみられますが、ロシア大統領府のペスコフ報道官は13日、記者団の質問に「今のところ何も言うことはない。そのような準備が整えば伝える」と述べるにとどまりました。

一方、アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルの電子版は13日、習主席がロシア訪問のあとにウクライナのゼレンスキー大統領とのオンラインの会談も計画していると伝えました。
会談が実現すれば、去年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻後、初めてとなります。

ゼレンスキー大統領は、中国が先月発表したロシアとウクライナに対話と停戦を呼びかける12項目にわたる文書について一定の評価をするとともに習主席と会談したい意向を示しています。

アメリカが中国に対してロシアに軍事支援を行わないよう繰り返しけん制する中、共産党と国のトップとしていずれも異例の3期目に入った習主席がどのような外交を展開するのか注目されます。(NHK)